アパレルデザイナーからSEEDERのアナリストへ – 髙山さんインタビュー

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SEEDERのアナリストとして活躍する髙山さんに、キャリアチェンジの経緯や現在の仕事について伺いました。

目次

アパレルデザイナーからの転身

――SEEDERに入社されたのはいつでしたか?

髙山:2024年の6月になります。

――入社前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

髙山:元々はアパレルデザイナーをやっていました。大学卒業後はカジュアルウェアのデザインを手がけ、その後スポーツやヘルスケア関連のアパレル、さらにはスマートアパレルと呼ばれる機械と服が融合した特殊なテック系アパレルのデザインを行っていました。

――スマートアパレルというと、具体的にはどのようなものでしょうか?

髙山:SixPadのような、体に装着して筋肉を刺激するようなものです。このジャンルは特に海外、アメリカやヨーロッパを中心に盛り上がっています。

SEEDERとの出会い:ギグパートナーから正社員へ

――SEEDERとの関わりはどのように始まったのでしょうか?

髙山:最初は副業という形でギグパートナー制度に登録していました。2022年頃から2年間ほど、その形で関わっていました。正社員の募集があったので、そこから入社しました。

――ギグパートナーとしてはどのような仕事をされていたのですか?

髙山:トライブに関するワークを中心に携わっていました。トライブを探して、インタビューをしたり、そのインタビューの作成フローを作ったりしました。その後、まとめてレポートに作り上げるという一連の作業を行っていました。

――正社員になって変わったことはありますか?

髙山:やはり以前はクライアントワークといえども、社内の方と作って、社内の方がその後にクライアントさんに渡すという形だったんですが、今はクライアントさんと一緒に実際にやってみたり、ワークデザインと呼ばれるような作業をすることが多くなりました。アウトプットのコントロールという点で大きく変わりましたね。

トライブは「抽象化してマスに広げていく過程がすごくダイナミック」

――SEEDERの核となる「トライブ」という概念について、どのように感じていますか?

髙山:トライブという概念に出会ったのが、この会社で働きたいと思ったきっかけなんです。誰もが持っている価値観をぱっと言い当てて、それを抽象化してマスに広げていく過程がすごくダイナミックで面白いんです。クライアントさんとワークショップをすると、「これはすごいですね」という反応をいただけるのが嬉しいですね。

――印象に残っているトライブはありますか?

髙山:私自身がゲームをするので、「eスポシューマー」というトライブに共感しています。これは、オンライン対戦ゲームを通じて人と人とのコミュニケーションを楽しむ人々のことです。単にゲームを楽しむだけでなく、人対人の対戦を通じてコミュニケーションや信頼関係を築くことを重視している点が特徴的です。

特にエンタメ業界でトライブの価値観を活用してみたい

――SEEDERのアナリストとして、今後どのような仕事をしていきたいですか?

髙山:クライアントと一緒にアイデアの支援をしていきたいですね。特に、ゲーム関係やエンタメなど、人を楽しませる分野に興味があります。元々ファッション関連にいたので、そういった親和性の高い分野で、SEEDERのトライブという価値観を活用して、新たに面白いものを作っていきたいです。

――ありがとうございました。最後に一言お願いします。

髙山:アパレルデザイナーからアナリストへの転身は大きな挑戦でしたが、これまでの経験を活かしながら、トライブ分析を通じて新しい価値を生み出していけることにワクワクしています。これからも、クライアントの皆さまと共に、魅力的なプロダクトやサービスの開発に貢献していきたいと思います。

インタビュアー:吉冨